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高松市のありす鍼灸整骨院です!
今回は、治療後の肌につく「色素反応」について詳しく説明していきます!(^^)/
今までの吸い玉記事を載せておきますのでよければご覧ください。
カッピングの施術風景になります♪
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まずはこちらの図をご覧ください!
簡単に4種類の色ごとにわけて健康状態を評価していきます。
薄いピンク色の反応なら血流の滞りもなく、老廃物の代謝は良好
逆に色が濃ければ濃いほど血流の滞りがあり老廃物や疲労物質の代謝が上手くできていない状態といえます。
吸い玉治療では皮膚にカップを吸着させるため丸い痕が付きますが、これを内出血と勘違いされる方が多く、血中や筋肉に停滞している老廃物などをカップで引っ張り上げるので色素沈着として肌に色が付きます。
この丸い痕のことを 『色素反応』 と呼んでいます
現れた色素反応を見ることで健康状態や病んだ部位が確認できます。
※見慣れていない方はここから観覧注意です!笑
「健康反応」
濃い桜色、うっすらとしたピンク色の状態は「健康反応」です。
健康な反応というのですから、血液の状態も良好ということになります。
お風呂上がりなどの、循環の良くなっている状態を想像すると分かりやすいです。
「瘀血(おけつ)反応」
東洋医学には『瘀血』という考え方があり、カップを吸い付けて色素反応が出るところは
瘀血があると考えます。
『瘀血』というのは、体の一部に留まって動かない異常な血液という意味で
あらゆる病気の原因と考えています。
「凝固反応」比較的多い反応です!!
色はあまり出ないのに、皮膚が盛り上がって硬くなる
頭や肩、背中といった部位では、よくコブのように盛り上がることもあります
これは老廃物や疲労物質をため込んだ反応だと思われます
余計な物がたくさんあるから、盛り上がったり、固くなったりすると考えられます。
疲労物質もありますので、このような反応が出られる方は手技(マッサージ)などを組み合わせながら施術を行うのが効果的かと思います。
「水疱反応」
小さな水ぶくれのようなもので、薄皮一枚の下に体液が溜まっています
最初は1個から数個現れ、吸着を続けていると数も大きさも増えてきます。
この水疱液を排出することで病いが好転することが多くあります。
「虚の反応」
色が出ないために、うっかり健康反応と間違えがちです。健康反応との違いは、健康反応のうっすら桜色に対して無反応に近い印象で、むしろ白いとすら感じさせます
ピンクや赤といった色が現れないということは、その場所に赤血球が少ないことを意味しています
部分的な虚血状態や、血液が薄くなっている状態と考えられます。また、虚の反応が全身に及んでいるような場合には、貧血症や免疫力が低下している状態にあります。
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カッピングも施術方法の一つです。
マッサージ、鍼灸、カッピングなど様々な施術があり、様々な得意分野があります。
私的にカッピングは、体の状態を知りたい方、関節の動きが悪い方(スポーツなどをしていて肩の動きが悪い等)、疲労、足のむくみが気になる方、そのような方がカッピング施術に向いているかなと思います。痛みの緩和などは鍼灸、リラックスして疲れを取りたい方はマッサージなど、それぞれに合った施術をご提案させて頂きます。
施術を受けられない方
心臓や血管が正常でない方(血流をよくする薬を飲まれている方)、強度の全身性貧血の方、急性伝染病や熱性病、きわめて悪化した慢性病の方、妊婦の方
吸い玉について詳しい記事はこちら↓