10月後半に入ってきて朝晩が冷えてきましたね。
日中との寒暖差で身体の調子がすぐれないといった方が多くなってきました。
鍼灸治療でもお灸をメインで使うことが多くなり、効果も高いため自宅でお灸をやってみたいと言う患者様もおられます!
この記事では・お灸とはどういったものなのか ・お灸の効果 ・セルフお灸でおすすめのツボ
以上3つについてお話していきます。
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お灸について

お灸は約3000年前に中国で発明され、その後日本にもたらされたとされる非常に歴史のある民間療法です。
日本の古典文学にもたびたび登場するなど、その昔から庶民が気軽に利用した治療法でした。
お灸の原料となっているのは「もぐさ」。
もぐさとは、ヨモギの葉の裏にある白い綿毛を精製したものです。
ヨモギはヨーロッパでは”ハーブの女王”といわれるほど、さまざまな効果のある薬草で、浄血、増血作用のほか、止血作用もある万能薬です。
この「もぐさ」に火をつけて、体を温め、ツボを刺激するのがお灸です。
経穴(ツボ)について
私たちの身体には361箇所のツボが存在すると言われています。
東洋医学の専門用語では「経穴」と呼ばれており、刺激すると症状を緩和し、弱った機能を回復させます。
ツボの大きさは一般的に500円玉ほど。
その範囲で刺激をすれば、ある程度の効果が見込まれますが、人によって最も有効なポイントは異なります。
ツボをあたため血行をよくし、ヒトのカラダが本来もっている自然治癒力を高めます。
お灸の効果
血行が良くなり免疫力がアップ
体に温熱刺激を与えることで、皮膚の下にある筋肉や血管、リンパ節が
刺激されます。すると、細胞が活性化され、免疫作用がアップするほか
リンパの流れが改善されるので、むくみの解消にもつながります。
さらに温熱効果によって血管が収縮・拡張し、充血や貧血を調整して
炎症をやわらげる効果もあります。
体のさまざまな症状の改善
360以上あるツボにはそれぞれに作用があります。それを刺激することによって
冷え症や肩こり、腰痛、目の疲れ、むくみ、ストレス、不眠、自律神経系
などといった体のさまざまな症状の改善が期待できます。
鎮痛、リラックス効果
もぐさの有効成分として注目したいのがシネオールという精油成分や
ヨモギのほかユーカリが含まれており、強力な消毒・殺菌・鎮静・鎮痛作用
などがあります。お灸をすることによって、この成分が皮膚の表面から
内部に浸透していくので痛みを和らげるなどの効果が期待できるのです。
ちなみにこの成分は、もぐさを燃やした際にでる煙にも含まれており
またもぐさの匂いにはリラックス効果もあります。
お灸の効果を高めるためには煙も大切な要素だといえるでしょう。
昔のお灸のイメージと現在のお灸の違い

※
赤い丸で囲っているのが肌に直接すえるお灸。 右が火傷の心配が少ない台座灸。
「お灸は熱い」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
実際、子供の頃「悪いことをするとお灸をすえる」と言われた人も
いるかもしれません。その昔、お灸と言えば、強い熱刺激で故意に
火傷をつくり、化膿させて膿を出すという方法(打膿灸〔だのうきゅう〕)
が用いられてきました。
意図的に火傷をつくることで身体を巡る血液中のさまざまな物質が活性化し、免疫機能に作用することでこの手法が用いられていました。
現在では火傷の跡を残さない心地よい温熱刺激のお灸(無痕灸〔むこんきゅう〕)
が主流となっており、むしろ、心地よい温かさで、心身ともにリラックスできる治療法がお灸なのです。
セルフお灸におすすめのツボ
合谷
風邪のひきはじめや目、鼻、歯の痛みなど首から上の症状に効果的。ほかにも肩コリ、ストレスなど万能のツボともいわれています。お灸体験にはまず、この合谷でためしてみることをおすすめします。
ツボの探し方
ツボは肌の表面にあり、心や体の不調が肌に血行不良となって現れます。
ツボの探し方としては、肌をそっとなでて皮膚に張りがなく凹んでいたり
皮膚の表面が乾燥しカサカサしていて指がすべりずらく、引っかかりを感じる個所を
ポイントにお灸をしていきます。
セルフお灸がしてみたい方は当院にお越しになった際にご相談ください。
症状に合ったツボ選びと詳しいやり方の説明をさせていただきます。
治療のご相談もお待ちしております(^^)/♪
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