腰の働き・なぜ痛みが出るのか?
腰は文字通り、身体の「要」。
上半身と下半身をつなぐ大事な部位です。
腰痛はなぜ回復しずらく、慢性化するのか…
それは腰が非常に特殊な役割を「
3つ」こなしているからです。
1,身体を曲げる、ひねる
2,上半身を支える
3,正しい姿勢に導く(バランスをとる)
腰は身体を動かしているときや静止しているときにも支えています。
私たちが普段している歩く動作も、単純に足だけを使っているのではなく、腰と背骨を使いながら全体的にバランスを取り合って動いています。
「朝、痛くてすぐに起き上がれない」
「仕事中に作業をしていると痛くなる」
「腰から足にかけて痛みとしびれがある」
「顔を洗っていると痛む」
症状によって痛み方、痺れがあるなど様々です。
日常の生活習慣が原因かも
デスクワーク
姿勢わるっ!
長時間のデスクワークや車の運転は同じ姿勢を長時間取り続けるので筋肉が縮こまり、潜在的に腰痛のリスクをグンッと高めます。
筋肉は縮んだ状態を長く維持すると、縮んだままになってしまい自力で元に戻れなくなります。
人の頭の重さは平均5~7㎏あり、ボーリングの玉ほどの重さがあります。
この体勢が続けば、それほどの重さがある頭が前傾姿勢で前に出ていると腰痛もひどくなる一方で、肩こりや後頚部のこりにもつながるので、正しい姿勢をとるように心がけましょう。
重いものを持ち上げるとき
重いものを持ち上げる際に、腰を痛めたことがある方は多いのではないでしょうか?
上の図のように 床に置いてある物をつい立ったままかがんで持ち上げようとしてしまいますが,これは腰への負担が大きく危険な動作です。
正しくは、腰を引かずに持ち上げる物にお腹を近づけて膝をしっかりと曲げた状態でまっすぐ上に持ち上げます。
膝を曲げると言ったっ動作を怠る方が多いかなと思います。少し曲げるのではなくしっかり曲げるのがコツです!
座り方
イスの場合は、ひざの高さが脚の付け根よりやや高くなるように、背すじを伸ばし深く座りましょう。画像にはありませんが、姿勢を正そうとして腰を沿っている人がいますが、それも腰への負担が大きいです。
床に座る場合は、あぐらや横座りよりも正座のほうが腰への負担が少ないです。
でも、ずっと正座は辛いですよね。笑
背筋を伸ばすことで腰への負担を減らせられます!
寝る体勢
うつ伏せ寝は、身体を沿った体勢なので腰に負担がかかっています。
読書をするとき、スマホを触るときなどリラックスするときにしがちな体勢ですよね。
横向きに寝る方は膝を曲げる。仰向けに寝ても腰が痛い方は膝の下にクッションになるような物を入れて寝るといいですよ!
Hexenschuss<魔女の一撃>
Hexenschuss とは、ドイツ語で「魔女の一撃」という言葉です。
日本で使われている言葉は「急性腰痛」。いわゆる
ぎっくり腰です。
慢性腰痛を放っておくと、筋肉に疲労がどんどん溜まっていき、いずれは腰を痛めてしまいます。疲労が限界に近づくと、些細なきっかけでもぎっくり腰に繋がります。
重いものを持ち上げた時、洗面台で顔を洗っていたら、車から降りた時に痛めたなど、きっかけは様々です。
一度傷めてしまうと症状の治りが遅くなりますし、傷めやすい癖がつきます。
作業をしていると痛くなるだけなら軽い症状ですが、歩けなくなる程の重い症状の時もあるので、慢性腰痛をしっかりとケアする必要があります。
最後に
今回は慢性腰痛、ぎっくり腰の説明をしました。
あなたの生活習慣の中に含まれている行動はありましたか?
今現在、腰痛を抱えているならそれが原因かも…
生活習慣を見直すだけで症状が改善するかもしれないので気を使ってみてください(^^♪
次回は慢性腰痛とぎっくり腰には鍼灸治療がなぜおすすめなのかをご説明いたします!
ありす鍼灸整骨院で行っている鍼灸についての説明記事を貼っておくのでご覧ください。
(^^)/→
当院の鍼灸治療についての説明
ご相談や質問はLINEから↓↓↓