現代病ともいわれる腰痛にお悩みではありませんか？

長時間のデスクワークや運転、運動不足などによって、幅広い年齢層で腰痛は現代病の一つ となっています。慢性的な腰の痛みや違和感を放置すると、姿勢の歪みや神経痛 を引き起こすことも。

当院では、整体と鍼灸 を組み合わせた施術で、筋肉のバランスを整え、血流を促進。根本的な腰痛の改善 を目指します。「痛みを和らげたい」「慢性腰痛を改善したい」という方は、ぜひご相談ください！

1. 腰痛で悩まれる方が多い背景

腰痛に悩まれる方の背景

腰痛は、現代のライフスタイルや加齢による身体の変化によって、多くの人が抱える問題になっています。 特にデスクワークや立ち仕事をする方、運動不足の方は、腰に負担がかかりやすく、慢性的な痛みを引き起こしやすい傾向があります。
 

デスクワークが多い方（オフィスワーカー・在宅勤務）

長時間のパソコン作業やスマホの使用により 猫背や前傾姿勢が続き、腰に過度な負担がかかる。
特に 姿勢の崩れや骨盤の歪み によって、腰痛が慢性化しやすい。

立ち仕事や重労働をしている方（接客業・介護・工事関係）

立ち仕事では 同じ姿勢が長時間続く ことで、腰回りの筋肉が緊張し、血流が滞る。
また、重いものを持ち上げる仕事では、腰に負担が集中し、筋肉疲労や椎間板の圧迫 による痛みが発生。

運動不足の方（筋力低下）

加齢や運動不足により、体幹（腹筋・背筋）の筋力が低下 すると、腰椎（背骨）を支える力が弱まり、姿勢が崩れ、腰に負担がかかりやすくなります。
特に 40代以降は筋肉量が減少 するため、腰痛のリスクが高まります。

ストレスや自律神経の乱れ

ストレスが多いと、自律神経が乱れ、筋肉が過度に緊張 しやすくなります。
特に交感神経が優位になりすぎると、血流が悪化し、腰痛が慢性化する こともあります。

2. 当院に多い慢性腰痛の原因

 腰痛が起こる主な原因

歪姿勢の悪化（猫背・骨盤のみ）

・ デスクワークやスマホ操作による猫背
・ 椅子に浅く座る・足を組むなどのクセ → 骨盤が歪み、腰に負担がかかる
・背骨のバランスが崩れ、腰椎（腰の骨）に過剰なストレスがかかる

改善策
・長時間同じ姿勢を続けない（1時間に1回ストレッチ）
・椅子に深く座り、骨盤を立てる姿勢を意識する

筋力低下（特に体幹の衰え）

・腹筋・背筋が弱くなると、腰椎を支える力が不足
・体幹の筋力が低下すると、歩くだけで腰に負担がかかりやすくなる

改善策
・適度な運動（ウォーキング・ストレッチ・体幹トレーニング）
・腹筋・背筋をバランスよく鍛える

血流の悪化（冷え・筋肉の緊張）

・長時間の同じ姿勢 → 血流が滞り、筋肉が硬直
・冷え性の方 は、血流が悪くなり、腰回りの筋肉が固まりやすい

改善策
・腰を冷やさない（特に冬場は腹巻やカイロを活用）
・お風呂にゆっくり浸かり、血流を促す

ストレス・自律神経の乱れ

・ストレスが溜まると、交感神経が優位になり、筋肉が過剰に緊張
・これにより、血流が悪化し、腰痛が慢性化

改善策
・深呼吸やリラックスする時間を確保する
・適度な運動でストレスを発散する

3. 慢性腰痛の治療方針

継続的な施術が大切

慢性腰痛は 1回の施術で完全に治るものではなく普段の生活の中で負荷が原因となる症状です。特に症状のお辛い場合は1時間半や2時間の長いマッサージを月に1度するよりは、週1〜2回の30分程度の頻度を多くした施術を推奨します。

生活習慣の見直しも重要

姿勢の意識、ストレッチやセルフケアを併用することで、効果を高められる。

症状の頻度・辛さによって調整

定期的に施術を続けることで、症状が軽減するので、状態に応じて通院頻度を減らしていきます。

4. 慢性腰痛に対する施術方法

姿勢矯正による腰痛治療

慢性腰痛の軽減には、姿勢の改善と筋肉の緊張緩和が重要です。
そのため、姿勢矯正 や マッサージ をまたはそれらを組み合わせることで、腰にかかる負担を軽減し、根本から痛みを和らげることが可能 です。

姿勢矯正の目的

・骨盤や背骨の歪みを整え、腰への負担を軽減する
・正しい姿勢を維持しやすくし、再発を防ぐ
・筋肉のバランスを整え、腰痛の原因を根本から改善

姿勢矯正の施術内容

・骨盤矯正
　骨盤の歪みを整え、正しい位置に戻すことで、腰の負担を軽減。
・背骨の調整（脊椎矯正）
　背骨のバランスを調整し、姿勢を改善。
・ストレッチ・エクササイズ指導
　姿勢を正しく保つためのストレッチや体幹トレーニングを指導。

姿勢矯正はこんな方におすすめ！
・猫背や反り腰がある人（長時間のデスクワークやスマホ使用による姿勢悪化）
・骨盤の歪みが気になる人（足を組むクセがある、左右の肩の高さが違う）
・腰痛が慢性化している人（一時的な改善ではなく根本治療を目指したい）

マッサージによる腰痛治療

マッサージの目的

・腰周りの筋肉の緊張をほぐし、血流を改善
・痛みを和らげ、可動域を広げる
・リラックス効果を促し、ストレス性の腰痛を軽減

マッサージの施術内容

・筋肉のほぐし
　腰の張りを緩め、血流を促進。
・トリガーポイント療法
　腰の痛みの原因となる 深部の筋肉（腸腰筋・腰方形筋など） にアプローチ。
・ストレッチを組み合わせた施術
　股関節や背中の筋肉をほぐし、腰への負担を軽減。

マッサージはこんな方におすすめ！
・筋肉がガチガチに硬くなっている人（血流が悪くなりやすい）
・ストレスが原因で腰痛になっている人（自律神経の乱れによる筋緊張）
・一時的にでも痛みを和らげたい人（急な腰痛や慢性的なコリを緩和したい）

5. 慢性腰痛の患者様の症例

患者情報

• 年齢：40代男性
• 職業：現場仕事（中腰の作業が多い）
• 主訴：慢性的な腰痛（特に同じ姿勢が続くと悪化）
• 随伴症状：腰の重だるさ、朝のこわばり、
• 既往歴：椎間板ヘルニアの既往あり（10年前に診断）

症状の経過と診断

患者は 10年以上前から腰痛を自覚 しており、特に 長時間同じ姿勢が続くと痛みが悪化 する傾向があった。朝起きた際の腰のこわばりが強く、体を動かすと少しずつ楽になる。

仕事はほぼ中腰の作業で、1日5〜6時間ほど。運動習慣はなく、最近では腰だけでなく足のむくみや血行不良も感じるようになっていた。

触診・検査結果

・腰の可動域制限（後屈で痛み）
・腰方形筋・腸腰筋の過緊張（硬直と圧痛）
・骨盤の後傾による腰椎への負担増加
・血流の低下（下半身の冷え・むくみ）

6. 慢性腰痛への治療と経過

初回施術

整体（姿勢矯正）
・骨盤のを調整し、腰椎への負担を軽減
・背骨のアライメントを整え、正しい姿勢を維持しやすくする

マッサージ
・腰部、臀部、下肢を中心に施術 し、筋肉の緊張をほぐす

施術後、腰の軽さを実感し、腰の可動時の違和感が軽減。
 

1か月後（4回目）

・常時あるような腰痛は軽減し、疲れがたまった際に違和感程度に
・朝のこわばりもほぼ消失し、スムーズに起床できるように
・運動習慣（軽いウォーキング）を取り入れることで、再発防止へ

月2回のメンテナンス施術へ移行。

 

7. まとめ

・週1回の施術を1か月続け、慢性的な腰痛が軽減
・1か月後にはメンテナンス施術（月2回）で維持可能な状態に
・腰を酷使している場合や姿勢の崩れによる腰痛には、姿勢矯正＋マッサージが有効
・生活習慣の改善（ストレッチ・運動）も重要な要素

長年の腰痛でお悩みの方は、姿勢矯正で根本改善を目指しましょう！