代表的な頭痛!どっちのタイプ?
①
緊張型頭痛
・肩、頚、
頭、
顔面の筋緊張が原因
・身体だけでなく
心の緊張も原因
・入浴や、緊張している部位を
温めると軽減する
②
片頭痛
・血管の異常拡張、神経の刺激が原因
・
寝不足や寝すぎ、
疲労、
月経、
天気など影響
・閃輝暗点(目をつぶるとチカチカと光が見える)、
生あくび、
いつもと違う肩こり、過敏(光・音・におい)
・冷たいタオルで
冷やすと軽減
頭痛に鍼灸治療は効果的ですか?
【 頭痛の診療ガイドライン2021】では、
緊張型頭痛、
片頭痛、
薬剤使用過多の頭痛における標準治療の中で鍼灸治療が
予防と発作期どちらのタイミングでも
非薬物療法の中の選択肢の一つとして推奨されています。
どれくらいの通院ペースになりますか?
日ごろから頭痛のお悩みがある方は、そろそろ頭痛出るなあ。というタイミングを自覚されている方も多いと思います。
仕事の締め切りに追われたり・PCやスマホの使用時間が長くなった時・寝不足・生理周期・お天気。。。etc
身体が悲鳴を上げる前に1週間~2週間のペースで鍼灸を受けて頂き、頭痛が出そうなタイミングに向けて悪化しない準備、身体をリセットされる事をお勧めします!
鍼灸治療を控えた方が良い時はありますか?
・今までに
経験したことのない頭痛
・
雷鳴頭痛(
瞬時にピークの痛み)
・
言語障害や手足の
麻痺・
視力障害
・頻度と程度が増していく頭痛
・
激しい感情・
排泄時・
性行為・
いきみ等で悪化
これらは脳血管障害が考えられますので、専門医への受診をお願い致します。
鍼灸治療は痛いですか?
痛みの感じ方には個人差があります。
鍼治療の痛みを感じるポイントは皮膚の刺入時、筋膜への刺入時などで感じられます。
施術者は患者様の様子を伺いながら鍼の種類や治療法を選びますので、不安な方は遠慮なくお申し出ください。
鍼の衛生面は安全ですか?
使い捨ての鍼を使用しますのでご安心下さい!
治療後の過ごし方は?
特に禁止事項はありませんが、血流がよくなりお身体にだるさや眠気が起こることもあります。治癒力が高まっていますので施術当日はリラックスしてお過ごしください。
飲酒されますとアルコールの効きが高まるおそれがあります。
長湯・激しい運動も当日はお控え下さい。
まとめ
頭痛が発生した際、鎮痛剤で助けられる方も多いと思います。しかし肝臓への負担があり、対処療法です。鍼灸ではまず頭痛の痛みの緩和を目標とし、それと同時に痛みを引き起こす原因へのアプローチも行います。
内臓への負担もありません。身体にとって優しい治療を行いましょう!