皆さん、こんにちは!!
ありす鍼灸整骨院 高藤です。
今回は『足』について書いていきます。
・身体の歪みが気になる
・膝の痛みがある
・偏平足
・外反母趾
このような事で悩まれている方は、足の構造に原因があるかも?
解剖学的な事も多いですが、ぜひご覧ください!!
足の関節とはどのようなもの?
足の関節というと、よくある症状は『捻挫』です。
これはスポーツにはつきものの外傷で、スポーツをしている方、
していなくてもだいたい一度は経験があるかなと思います。
しかし今回の記事は捻挫ではなく、足の関節が姿勢、膝の痛みなど、
様々なところに影響をすることを書きたいと思います。
足を分かり易く細分化
足は機能的に三分割する事ができます。
前足部・・・画像でいうとリスフラン関節より上の部分。
中足部・・・ショパール関節とリスフラン関節の間の部分。
後足部・・・ショパール関節より下の部分。
この三か所に分けることによりそれぞれの働きが分かり易くなります。
前足部
主に開帳足に影響が出る部分です。
開帳足とは字のごとく、足が開いている状態。
足の筋肉が落ちて緩んでしまい、足の幅が広くなっている状態です。
足趾の筋肉を使う事が少なくなっている現在で、こういう方は多く、
幅が広い状態で先の狭い靴を履き続けると、外反母趾、内反小趾、
こういった症状の原因になります。
虫様筋、あまり聞き慣れない名前ですが(ちゅうようきん)と読みます。
この趾と趾の間にある筋肉が一番影響しており、この筋肉を鍛えることにより、
開帳足を解消できます。
この筋肉を鍛えるのに、足の趾でタオルをつまむ運動を勧められますが、
単につかむだけでは虫様筋は全く作用しません。
この動作の説明は文章や画像だけでは難しく、
ネットで『タオルギャザー』で検索すると出てきますが、
かなり説明不足で、効果的にきちんとできていない情報が多いです。
詳しい方に聞きながら身体に覚えさせないと難しいかなと思います。
中足部
この部分は主に『土踏まず』この部分にあたります。
土踏まずに影響している骨は舟状骨(しゅうじょうこつ)です。
この骨が下に下がることにより土踏まずが下がり、『偏平足』になります。
偏平足の原因は筋力の低下、身体のバランス様々ありますが、
中足部のみに原因があるとすれば、筋力の低下によるものです。
特に後脛骨筋(こうけいこつきん)、この筋肉が低下すると、
舟状骨を支える力が衰え、舟状骨が下に下がってしまいます。
後足部
この部分は多くの骨はありませんが、足で唯一身体と面している部分です。
この部分に異常があると、姿勢への影響、姿勢の悪さからくる偏平足、
汚い言葉になりますが、う〇こ座りが出来ない、こういった問題が出てきます。
特に重要な関節は、
距腿関節(きょたいかんせつ)・・・脛骨と距骨からなる関節。
距骨下関節(きょこつかかんせつ)・・・距骨と踵骨からなる関節。
この二つの関節が重要になります。
距腿関節の動きで、特に距骨の動きが悪い場合は足首の動きが硬くなり、
先程も言ったう〇こ座り(笑)ができなくなります。
その場合は距骨の動きを良くする施術と
長母指屈筋(ちょうぼしくっきん)、長趾屈筋(ちょうしくっきん)
のストレッチが重要になります。
距骨下関節に歪みがある場合は、身体のバランスが崩れます。
身体のバランスが崩れ、膝の痛みが現れている方は、
この関節を調整する事により、身体のアライメントを整え、
膝への負担軽減に繋がります
まとめ
『足関節』あまり注目されない部位ですが、身体で唯一地面に接する部位で、
この関節の歪みが、身体全てに影響してきます。
足関節の調整、虫様筋の筋トレは自分だけではなかなか理解するのが難しいかなと思います。
土台は足元から、上記の症状でお悩みの方はお早めにご相談下さい!!
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