こんにちは、高藤です。
今月も残すところ、残り2か月を切りましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
台風も過ぎ去り、少しポカポカお天気が続いていましたが、
だんだんと寒さが増して来ましたね。
寒くなるとどうしても動きたくなくなり、縮こまってしまいます。
私も、もちろんその一人です。
布団から出たくない、
コタツから出たくない、
家から出たくない、
こんなことを思ってしまう季節ですが、子供たちは
寒さなんて気にしてないで外を走りまわっていますよね。
皆さんも子供の頃はそうだったのでは?
子供の様に走り回れ、とまでは言えませんが、
寒い季節ほど適度な運動を是非とも心がけて頂ければと思います。
太ももの筋肉から起こる症状・ケガ
さて、前置きが長くなりましたが、
今日は、太ももの筋肉についてご紹介していきます。
太ももの筋肉が原因でおこる症状で代表的なのが、、、
・膝の痛み
・肉離れ
このような症状でお悩みの方は、まずは太ももの筋肉を知る事から始めていきましょう。
大腿四頭筋について
太ももの筋肉で代表的なのは、
身体の前側ある
「大腿四頭筋」という筋肉です。
大腿四頭筋は、
外側から、外側広筋、中間広筋、内側広筋、
中間広筋を覆いかぶせるように、大腿直筋という
4つの筋肉で構成されています。
大腿四頭筋の働き
メジャーな筋肉の一つであり、日常生活や、スポーツなど
あらゆる場面で関与してくる、とても大切な筋肉です。
何をしている筋肉かといいますと、
膝関節を伸ばす運動、股関節を曲げる運動を主として行っています。
例えば、膝を伸ばして立ち上がる動作だったり、
歩行・走行動作など、日常生活から様々なスポーツまで
多くの場面で使われる非常に大事な筋肉です。
大腿四頭筋の作用が、
・膝関節を伸ばす運動
・股関節を曲げる運動
この2つですが、
皆さん、走っている時のフォームを思い出して見て下さい。
膝を伸ばせば、次は曲げていますよね?
この膝関節を曲げる、という働きをしている筋肉が
大腿四頭筋の裏側に位置する「ハムストリングス」という筋肉です。
ハムストリングについて
上の画像を見て頂くとわかるように、
お尻の下についている筋肉で、
半膜様筋、半腱様筋、大腿二頭筋という3つの筋肉からなります。
ハムストリングの働き
大腿四頭筋の裏にある筋肉であり、逆の働きをするので
大腿四頭筋の「拮抗筋」と言われます。
・膝を曲げる運動
・脚を付け根から後方へ振る、股関節を伸ばす運動
主にこの2つの作用があります。
細かく厳密に話せば、他にもたくさんの筋肉の働きもありますが
この2つの筋肉「大腿四頭筋」と「ハムストリングス」の
働きによって、走る、歩くなどの動きができているというわけです。
しっかりケアをしましょう!
この記事の最初にも書きましたが、
「適度な運動を心がけてください。」と。
やはり筋肉ですので、まったく使わない、ストレッチをしない。
そういった状態が続くと筋肉を痛め易くなります。
・ウォーキング、ランニングを行う
・ストレッチを行う
運動は自分の状態を見て始めたらいいと思います。
普段全く運動をされない方は、ウォーキング、
普段から運動をされている方は、ランニングというように。
ストレッチの理想は、朝起きる際、風呂上がり。
こういった時に行うと効果的だと思います。
なかなか文章でストレッチの方法を伝えるのは難しいですが、
やはり一番やり易いのは、画像でもしているような長座体前屈です。
両脚を伸ばしたまま、状態を前に倒すストレッチ。
ストレッチは動かすようにするのではなく、
痛気持ちいいところで止めて、10~20秒その状態を維持しましょう。
まとめ