香川県高松市の整骨院。
ありす鍼灸整骨院 高藤です。
この記事は三分で読めます。
猫背について深堀したブログです。
猫背に大きな影響?『胸椎』について説明
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猫背を解消する『インナーマッスル』のご紹介
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猫背について
最近、整骨院業界、マスコミ、にも良く出
てくる、
『猫背』というキーワード。
猫背というと皆様が想像されている通り、
この様に、背中が丸くなり頭が前に出た状態を言います。
この状態は分かるけど、、、
これが続くとどういった症状が出るのか?
猫背姿勢にならない為に日常生活での注意点は?
そういった事をここでは書いていきたいと思います。
猫背からくる様々な症状
①肩こり・腰痛
これは皆さんも想像しやすいかなと思います。
猫背になると頭が前に出ている為、
頭の重さに引っ張られるように、
首、肩の筋肉が緊張した状態になります。
また上半身全て前傾姿勢になる為、
前に倒れてしまわないように常に腰の筋肉も
緊張しています。
その緊張状態が続くと、
首肩・腰の筋肉は疲労状態になり、
肩こり・腰痛になっていきます。
②呼吸が浅くなる
これは猫背と関係しているの?
と疑問に思う方もいるかもしれません。
皆さんも試してみて下さい。
まず丸い姿勢で深呼吸を。
そして、姿勢のいい状態で深呼吸を。
いかがですか?
丸い姿勢と良い姿勢、
息を吸った際の肋骨の動き、
全然違いますよね。
良い姿勢の時は肋骨が大きく動いている
と思います。
そしてこの肋骨の中には肺があります。
肺は肋骨が大きく動くほど、
酸素を取り入れる量が多くなるので、
姿勢が良くなると質のいい深い呼吸ができるようになります。
③自律神経の乱れ
これは猫背が直接影響している訳ではありません。
上記で述べた、肩こり、浅い呼吸、
こういったものが影響してきます。
首の周辺には多くの自律神経、
脳の方にいく血管が通っています。
その首周辺の筋肉が硬くなると、
自律神経の流れ、血流が悪くなります。
血流が悪くなると脳などの働きは低下し、
自律神経の乱れの原因になってきます。
浅い呼吸も同じで、
脳が働くには酸素が必要になります。
呼吸が浅い状態だと酸素不足になりがちになるので、
脳の働きが低下し、自律神経の乱れの原因になります。
まとめ
猫背と聞くと単にかっこ悪いという印象だけで、
深く考えた事がないかもしれません。
しかし上記で述べたように、
肩こり・腰痛
浅い呼吸
自律神経の乱れ、、、等
様々な症状の原因になります。
普段からしっかり意識して姿勢を治していきましょう。
ここからは普段の注意点を紹介していきます。
猫背の解消法
意識する
意識と言われると、
そんなもので姿勢が変わるはずがない!!
そう思われるかもしれません。
しかし考えてみて下さい。
武道、空手、茶道、バレエ、、、
こういった習い事をしている人は姿勢が良い印象がないですか?
これは皆さんが元から姿勢が良いのでしょうか?
違いますね。
これはその習い事をするにあたって、
良い姿勢を教え込まれている為、
普段から姿勢を意識をしているのです。
簡単なように思いますが、
普段から意識するのはかなり大変です。
しかし、かなり効果的な方法でもありますので、
ぜひ意識してみて下さい。
正しい姿勢を理解する
姿勢を意識しろと言われても、
どうすればいいか分からないと思います。
まずはこちらの図をご覧ください。
一番左の姿勢。
上から耳の穴、肩の中央、股関節、膝関節、くるぶし。
これが一直線上にあるのが理想です。
丸いのも、反りすぎるのも良くありません。
これが意識出来たら完璧ですが、
自分では中々できないかもしれません。
そういった方で簡単に意識できるのが
肩甲骨の隙間を計る事です。
左右の肩甲骨の間が指四本が理想です。
誰かに肩甲骨の間が指四本分になるように、
後ろから引っ張ってもらい、
横から見て耳の穴と肩が一直線上になるように
見てもらいましょう。
その姿勢を理解し普段から意識するだけでも
かなり違ってくると思います。
猫背姿勢は普段の姿勢を意識するだけでも変わります。
皆様にもその良い状態を理解して頂く為に書きましたが、
今書いた文章だけでは完璧に理解するのは難しい
かもしれません。
当院では猫背の治療だけではなく、
写真を撮り今の状態、理想的な姿勢の指導、
も行っております。
自分の今の状態が知りたい方、
下記ホームページよりお気軽に御相談下さい。
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